年齢を重ねていくにつれて人生の深みが増していくのは嬉しいものですが、
一緒に増えていくものはシミ…。
鏡を見るたびに「あぁ、もう自分は若くないのだ」と思わずにはいられなくなり、心から老け込んでしまうようでやるせなくなりますよね。
パートナーとのデート、結婚式、子どもが生まれれば入学式や卒業式などのイベントでは少しでも美しい姿を思い出に残したいですよね。一段落して思い出を振り返っている時にシミが気になり、あの時もっとケアしていれば良かったなんて思いたくはありませんよね。
とはいえ、現代の女性は仕事に家事に育児にと頑張りすぎてて自分をケアする時間は後回しになりがちです。
そして気がつくとある日シミが…。
慌ててドラッグストアに駆け込み、ビタミン剤コーナーにたどり着いたものの、そこには数々のビタミン剤が待ち受けていてどれを選べば良いのか分からない。パッケージを見ても専門用語に圧倒されるばかり。とりあえず、CMで「シミにはハイチオール」と流れていたからハイチオールを買おうと思ったら、ハイチオールにも種類がいくつもある!
「どれが私にピッタリなのよ…。」とため息が出そうな状況ですよね。
そこでこの記事では、あなたのシミの種類やシミができやすい体質なのかどうか知ってもらい、あなたのシミにピッタリのハイチオールの選び方までをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
あなたのシミはどの種類?
簡単にシミと言っても、1種類ではありません。シミは大きく分けて次の4つに分類されます。
- 日光性黒子
- 炎症後色素沈着
- 肝斑(かんぱん)
- そばかす
順番に解説していきますね。
日光性黒子
シミの中でも最も多いのがこの「日光性黒子」です。日光という言葉でも分かるように、これまで浴びてきた紫外線が原因。年齢を重ねていくにつれて濃くなっていくのが特徴です。
簡単に日光性黒子ができる仕組みを解説しておきましょう。
肌は紫外線にさらされると、肌を守るためにメラニンという黒い色素をつくります。本来、メラニンは肌のターンオーバーによって古い角質と一緒になくなります。ターンオーバーとはお肌の生まれ変わりのことですね。
ところが、年齢を重ねていくにつれてターンオーバーの機能が低下していき、メラニンが排出されにくくなり肌に残ってしまいます。これが日光性黒子と呼ばれるシミの仕組みです。
以下の項目に当てはまるようであれば日光性黒子を疑いましょう。
- 30代を過ぎたあたりから、徐々に濃くなってきた
- 初めは薄かったが、徐々に濃くなってきた
- ほっぺ、こめかみ、手の甲など紫外線がよく当たる部分でシミが目立つ
炎症後色素沈着
ニキビ・傷・虫刺されなどで炎症が起きた後のシミは「炎症後色素沈着」と言います。
肌に炎症が起こるとメラニンを作り出すメラノサイトが刺激されるのですが、生成されたメラニンがうまく排出されないとシミになってしまいます。
他にも、肌を強くこするようにして洗顔やフェイスマッサージをしてしまうと炎症ができることも。ゴシゴシ洗いは厳禁ですよ!
肝斑
肝斑(かんぱん)とは、女性ホルモンのバランスが崩れてできるシミです。左右の頬骨のあたりに輪郭の薄いもやっとしたシミができるのが特徴です。
30代後半から50歳位の女性にできやすいのですが、妊娠中やピルの服用でホルモンバランスに変化があった場合にできることもあります。女性ホルモンのバランスが崩れるとメラノサイトが活性化してしまい、メラニンが作られすぎてしまうのが原因ですね。
ホルモンバランスの乱れが原因なので、ストレスも原因として考えられています。
女性ホルモンのバランスの乱れに心当たりがあるようでしたら、ハイチオールではなく第一三共の「トランシーノ®Ⅱ」が肝斑の改善としては唯一の市販薬でおすすめです。第一類医薬品に分類されており、薬剤師の方がいるドラッグストアではなければ購入できないので事前に取り扱っているのか確認しておきましょう。
そばかす
実はそばかすもシミの一種です。とはいえ、加齢が原因ではなく、遺伝的な要因が大きいのがこれまで紹介してきたシミとの決定的な違いです。
特徴は以下の通りです。
- 小さい頃からできはじめた
- 鼻を中心に小さな斑点が散らばるようにしてある
- 頬・肩・腕・手・背中などにも米粒くらいの大きさの斑点がいくつもある
- 家族にそばかすの人がいる
- 春から夏にかけて濃くなり、秋冬では薄くなる
「遺伝だったらもう私にはどうにもできないの?」と不安になるかもしれませんが、安心してください。完全に防ぐのは難しいですが、今以上に濃くならないような対策を打つことはできるんです!
では、具体的にどのようにシミが治っていくのかを見ていきましょう。この仕組みを知っていれば、もうドラッグストアでどのハイチオールを買えばいいのか迷う機会は激減しますよ!
シミが治る仕組み
シミの原因についてご紹介しましたが、結局の所はいかにメラニンを肌に残らない状態に整えるかがポイント。
では、どうすればメラニンをお肌から追い出せるのか?
その答えは実はすでにこの記事でご紹介しています。
その答えとは、ターンオーバー。
ターンオーバーつまり、お肌の生まれ変わりの機能が正常であれば古い角質と一緒にメラニンもお肌の外に出ていきます。
このターンオーバーの機能を改善する医薬品こそがハイチオール。
さらにハイチオールにはターンオーバーの機能を改善する成分だけでなく、メラニンの生成を抑制するビタミンCも配合されています。だからメラニンの生成を抑えつつ、今あるメラニンを排出しやすすることでお肌の透明感が改善されるんですよ。
あなたはシミができやすい体質?
すぐにでもハイチオールの紹介をしていきたいところなのですが、ちょっと質問です。
あなたはシミができやすい体質ですか?
こう質問されても即答できないかと思いますので、以下の項目をチェックしてみてください。思い当たる項目が多いほどシミができやすい体質と考えられます。
- あざができやすい
- オイリー肌
- ニキビができやすい
- 足先が冷えやすい
- 首こり・肩こりがひどい
- 脚の静脈が目立つ
- 生理血に塊がある
- 生理痛がひどい
- 生理不順
- 唇が紫がかっている
当てはまれば当てはまるほどターンオーバーの機能が落ちている可能性があります。
あなたのシミにピッタリのハイチオールはどれ?
ここまでで、あなたのシミの種類・シミができやすい体質について理解していただきました。ここからはあなたにピッタリのハイチオールをご提案させていただきます。提案といっても大げさなものではなく、シンプルなのでカジュアルに読み進めてくださいね。
シミ・そばかすに効果的なハイチオールは次の3種類です。
- ハイチオールCプラス2
- ハイチオールCプルミエール
- ハイチオールCホワイティア
3種類もあって迷いそうですが、ターンオーバーを改善するL-システインの分量は実はどれも同じ。違うのはメラニンの生成を抑制するビタミンCの分量と1日の服用回数です。
あなたのライフスタイルやシミに対する意識に応じて選んでいただくのがベター。
簡単な例を紹介しておきますね。
ハイチオールCプラス2
シミ・そばかすがまだそこまで気になるレベルではなく、「ちょっと気になってきたから、そろそろ対策を始めようかしら」という方はハイチオールCプラス2を服用しましょう。
服用のタイミングは食前・食後など気にする必要はなく1日3回の服用です。
ハイチオールCプルミエール
「あっ!忙しくてまた飲み忘れちゃった…。」とうっかり飲み忘れて罪悪感を感じるような人には1日2回の服用でいいハイチオールCプルミエールがおすすめ。
ハイチオールCプラス2と比べるとビタミンCの量が少ないのがデメリットですが、飲み忘れてしまうことに比べれば問題ないでしょう。
ハイチオールCホワイティア
「昼間は仕事や家事で忙しくて飲み忘れることもあるけど、シミ対策はバッチリしたい!」というちょっと欲張りな方はハイチオールCホワイティアを選びましょう。
ハイチオールCプルミエールと同じ1日2回服用タイプでありながらビタミンCはハイチオールCプラス2と同じ量が配合されているのが特徴です。
余談ですが、年齢とともにアルコールに弱くなってきて翌日にお酒が残るという人にも実はハイチオールはおすすめです。東北大学の研究によるとL-システインを飲むと胃の中のアセトアルデヒドが60%以上も低下したとのことです。
まとめ
透明感のある肌のためには肌のターンオーバーを改善することが重要ですが、それだけではありません。
もちろん、ターンオーバーを改善することも重要ですが、シミの原因であるメラニンが過剰に生成されてしまうことを防ぐための日焼け止めもマストアイテム。紫外線は建物の中にいても肌に届きますしから、季節に関係なく使うのがおすすめですよ。
そして規則正しい生活習慣は言うまでもありません。適度な運動、十分な睡眠、栄養価の高い食事などなど…。
「分かっているけど、正直そんなに一度は無理!」というのが本音ですよね。やはり一度にやろうとすると挫折してしまい、結局何も変わらなかったという自己嫌悪に陥ってしまい逆効果になることも…。
まずは粉期の記事で紹介したハイチオールを飲むというお手軽な習慣から始めて、余裕があれば少しずつ生活習慣などの改善にも取り組んじゃいましょう!