「ハンドクリームを塗っているのに、ちっとも手荒れが改善しない…」
「ハンドクリームってどのくらいの量を使うのがいいんだろう?」
「ハンドクリームって何回塗ればいいの?」
「ハンドクリームを塗るベストなタイミングっていつ?」
こんな悩みや疑問を抱えていませか?
顔以上に年齢が現れやすいのは実は手肌です。手肌は24時間ずっと裸で紫外線や摩擦などの外部からの刺激にさらされ続けても文句一つ言いません。しかし、我慢の限界を超えるとひび・あかぎれなどの手荒れとなって訴えかけてきます。
これではきれいなネイルをしても自慢できずに悲しいですよね。
そこでハンドクリームを使うわけですが、正しいハンドクリームの塗り方を知っていますか?
せっかくのハンドクリームも塗り方が間違っていては効果はいまいち…
この記事では年齢を感じさせない手肌日美人になるためのハンドケアを網羅しました。読み終える頃には人に自慢したくなる手肌を手に入れる方法を理解していることでしょう。
ハンドクリームの塗り方の前に知っておかないといけないこと
さっそくハンドクリームの正しい塗り方を伝授したいところですが、その前に知っておかなくてはいけないことがあります。
知らないと正しい塗り方をしているのにも関わらず手肌を痛めるだけになりかねません。 運動する前にストレッチをしないと怪我をしてしまうようなものです。
ハンドクリームを効果的に使うために知っておかないと損することは次の3つです。
- 使用量
- 塗るタイミング
- 塗る前に忘れてはいけないこと
順番に解説していきますね。
使用量
塗り方も大事ですが、塗り方と同じくらい大事なのは使用量です。
もしも、なんとなく気分で使用量を決めているようなら黄色信号です! 多すぎればベタベタしてストレスですし仕事や家事に支障をきたします、逆に少なすぎると手肌全体を保湿できませんし、下手をすると塗り込んでいる時の摩擦で乾燥した肌を傷つけてしまいます。
では、最適な使用量とは? 目安は人差し指の指先から第一関節までの量です。 それでも足りないと感じる場合は第二関節まで増やしましょう。あるいは重ねづけするのがおすすめです。
塗るタイミング
次にハンドクリームを塗るタイミングですが、乾燥を感じた時と答える人が多いかと思います。もちろん、間違ってはいません。
しかしベストなタイミングを知っているのとそうでないのとでは後々大きな違いが出てしまいます。 おすすめタイミングは次の3つです。
- 手を洗ったあと
- 水仕事のあと
- 寝る前
手から油分が奪われているタイミングと集中的にケアできるタイミングを逃さないことで手肌が乾燥するのを防ぐことができます。
このタイミングでハンドクリームを使うことを習慣にしておきたいところ。とはいえ、習慣にするのって大変ですよね…
コツはベッドのそば、キッチン、洗面所など手が届きやすい場所にハンドクリームを準備しておくことですね。これならハンドクリームを探す手間が省けてすぐに塗れますから。逆に余計なものは置かないようにしておきましょう。気が散ってハンドクリームを使うことを忘れてしまうかもしれません。
あとは気になるタイミングで塗るようにすれば予防は十分です!
塗る前に忘れてはいけないこと
使用量と塗るタイミングも分かりました、さっそく正しい塗り方を試したいところですが、まだ早いんです!手肌美人になるためにはまだ準備しておくことがあるんです。
「面倒くさいから塗るだけでいいよ〜」などと思わず、スベスベでモチモチの手肌を手に入れるためにひと手間かけましょう。料理で言えば隠し味です。 といっても、それほど面倒でもありませんので安心してくださいね。
まずはハンドクリームを塗る前には化粧水を使って手肌に潤いを補給してあげましょう。
こうすることでハンドクリームの浸透率は上がります。せっかくなら最大限に効果を引き出したいですよね。小さなスプレーボトルに化粧水を入れておけば外出時でもサッと使えて便利ですよ。化粧水は普段使っているものでかまいません。
いよいよハンドクリームを塗っていきますが、その前に手やクリームを温めておきましょう。ハンドクリームの油分が溶けて伸びと浸透が良くなりますよ。
手肌美人になるためのハンドクリームの塗り方はこれ!
ハンドクリームを塗る前の準備はこれで大丈夫です。いよいよ自慢したくなる手肌を手に入れるための正しい塗り方を身につけましょう。
次の順番でハンドクリームを塗ってください。
- 手の平にハンドクリームをとる
- 優しくすり合わせて全体になじませる
- 手の甲を軽く押さえるようにして全体になじませる
- 指の水かきの部分から指先までなじませる
ポイントはスタート地点です。ファンデーションなどをテスティングする時のように手の甲からではなく手のひらから始めましょう。この方が伸びがよく、浸透力も高くなるのでおすすめです。
一緒にマッサージしながら塗るとコリがほぐれてリラックス効果も得られるので就寝前などは丁寧にマッサージしてあげましょう。
忘れやすいのは指先です。ささくれ、皮むけなど指先は手荒れが目立ちやすい場所です。指先の印象が手肌の印象を決めると言っても過言ではありません。忘れないようにしましょうね。
乾燥してしまうと爪が割れやすい人は爪の先までハンドクリームを塗るようにすると予防できますよ。
ハンドクリームを塗った後のケアを忘れていませんか?
もうハンドクリームの正しい塗り方はこれで大丈夫です。
ところで、もしかしてもうこれで安心だと思ってませんか?いえいえ、実はまだ終わりじゃないんですよ。これでは詰めが甘いというものです。
ここではハンドクリームを塗ったあとに行うことでより美しい手肌を手に入れる秘訣をお伝えします。
その秘訣とは、ハンドクリームを塗った後は手袋をすることです。
手袋がパックの役割を果たしてくれて潤いをギュッと手肌に閉じ込めます。
手袋の素材は綿もしくはシルクがおすすめです。綿の手袋であればドラッグストアなどで手軽に手に入るのでハンドクリームを購入する時に一緒に買っちゃいましょう!ハンドクリームコーナーに近い場所に陳列されていることが多いので見つけやすいはずです。
極度の乾燥にお悩みの場合はシルクの手袋をするようにしましょう。
ハンドクリームの塗り方をマスターして手肌美人になろう
ハンドクリームを塗る、一見するとシンプルな行為ですよね。
しかし、その効果を最大限に引き出そうと思うと意外に手間がかかると思ったのではないでしょうか?正直なところ、もっとお手軽にハンドケアする方法はないの!?と思ってしまいますよね。
それでも日々の積み重ね以上に効果的な方法はないと本記事をお読みのあなたは理解していることでしょう。
本記事で紹介した手順などを全て一度に実行できるようになる必要はありません。
まずはキッチン、洗面所、枕元にハンドクリームを置いてみるところからでも十分ですし、化粧水を使ってみるところからでも大丈夫です。あまり難しく考えるのも考えものですからね。
時には香りを楽しむの気分転換になるので香り付きハンドクリームを使ってみたりTPOに合わせたハンドクリームを用意するのもおすすめですよ。
花の香りで優雅な気持ちを楽しんだり、ハーブの爽やかな香りでリフレッシュしたりと楽しむのもいいですね。できそうなことから取り組んで手肌美人への旅を楽しんじゃいましょう!